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「AFTERNOON PIANONNO(アフタヌーン・ピアノンノ)」は、平成4年の北大ピアノクラブ創設当初所属していた部員のうち、一部のOB/OG仲良しメンバーが集まって2010年からやり始めた、小さなサロンコンサートです。茨城で知り合った音楽を愛する仲間さんたちと一緒に年に1度集まり、なるたけお金をかけずに気軽に音楽を楽しもうという、ただそれだけを思って始めた、ささやかな集まりです。 ぼちぼち、ゆる~く、続けていこうと思っております。よろづ帳はこちら! ブログへのご意見・ご要望はこちらまで。

2013年9月1日日曜日

アフタヌーン・ピアノンノ2013~ユングの自分を棚上げ所感!!

もう夏休みも終わりですね。早いものです。もう秋風さよふけて、です。




そんなこんなで、おかげさまで、無事にアフタヌーン・ピアノンノ2013を終えることができました。ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。


今回はけっこうな大曲が多かったせいでしょうか。時間もかなりいきましたが、バラエティに富んでいて、長いのに聴き疲れしないように思いました。


そんなわけで、後に作ったビデオを見ながら、あの雰囲気を思い出しながら、自分のことをしっかりと棚に上げて、所感を書かせていただきます。先に福島のOさんから、長文の素晴らしい所感を寄せていただいていますので、私の所感は今更ではありますが・・・いろんな方が、それぞれの視点で所感を書くのはきっといいことだろうと思います。いろんな見方、聴き方があるんだなと、人によって感じ方はいろいろ、それも含めて音楽は自由ですね。






★☆★☆ 第1部 ☆★☆★



● N.Tさん 坂本龍一 八重の桜
 ユカタは私のオーダーでしたが、なんとノッてくれました!これホントに嬉しかった!このノリ好きだなあ。
 演奏ですが、この子はきっと坂本龍一が合っているというか、聴かせ方をなぜか知っているというか・・・これは私にはできないですね。私も坂本龍一好きだしいくつか弾くけど、うまく聴かせられない。単なる技術ではないところでなにか掴んでいる子だと思います。
 折り目正しく背筋が伸びるところ、激しく動揺するところ、ひととき彼女がつむぐ音に翻弄されるような気がしました。



● S.Tちゃん ギロック 海辺の歩道
 いやー、子供が育つのは早いです。本当に上達してますね。ペダルもしっかり駆使してね。
 ギロックのこのあたりの曲は、ちょうどこの年頃の女の子がちょっと背伸びしてお洒落な感じで弾くのがよく似合います。とってもいい感じでした。素晴らしい!



● S.Mちゃん ギロック 東洋の市場、ガラスのくつ
 しーちゃんは好きでこの曲を選びましたが、なかなか苦労していました。東洋の市場、ぼそっぼそっとしたところ、表現できていたかなと思います。よく頑張ったねー。



● K.Mくん/ユング連弾 かえるのうた
 まあ、初めての連弾なんてこんなもんですね。本人が出たいというので仕方なく仲の悪い親子でどつき合いながら練習しました。出たがりは親ゆずりです。終わった後、もう嫌になったかと聞いたら楽しかったと言うので、またどつき合いながらやるかもしれません。



● H.Kちゃん、A.Kさん連弾 マザーグース メリーさんの羊
 子供にしては本当にしっかりと音出す女の子です。ママより音大きく出てるのは、ママが抑え気味にしてるのでしょうか。二人とも始めて間もないのにすごいです。



● オレ グリーグ At your feet、ギロック スターライトワルツ
 やけくそで出たれと思って出ました。まあ、この日のベストは尽くしました。グリーグはもっと深く考えて弾きたいのですが、次回におあずけです。特に左手の弾き方について、もっといろいろ考える余地がありそうなんですが。



● H.Kちゃん おもちゃのマーチ
 とっても自由闊達で元気な子。あいさつも元気。子供にしちゃあ、幼稚園年長にしちゃあ、本当に粒そろってるんだなあとビックリ。もしかして、ちゃんとメロディがどれとか意識しながら弾いてないか?すごいなあ、です。



● K.Sさん親子アンサンブル アンパンマンのマーチ
 ママ編曲のこの曲。家族アンサンブル、いいですよね。みんなでそれぞれカバーし合って。一番下のSちゃんが、まんなかのお姉ちゃんにリードされながらタンバリン振ってるのがかわいらしいです。いい思い出になりますよね。



● I.Kさん リスト 愛の夢
 Iさんは50手前でピアノを始めたチャレンジャーですが、もう愛の夢です。リストのオリジナルではないですけど、良い編曲で、雰囲気をオリジナルのまま、素敵に弾いて下さいました。この方の演奏は独特です。肩の力を抜いて、自然に、自然体に、無心に。素晴らしい音楽との付き合い方をされているなあと、幸せの音楽を楽しませていただきました。



● K.Tさん ジョン・レノン イマジン
 私は本当に洋楽を知らず、これもほとんど知りません。でしたので、曲の意味とか全く分からないのですが、Tさんの中にある、pureで繊細で触ると壊れそうなまる裸の心がそのまま声になり弦になり、響いたように思いました。音楽とは、そうしたものですよね。



● M.Kちゃん/S.Kさん連弾 犬ふんじゃった
 タイトルからして面白そうですが、これ簡単だと思いますか。どうでしょう。みなさん実際に弾いてみたら、案外難しいですよ。頭が途中で「犬?猫?????」になり手が止まります。
 とってもリズミカルに、楽しく弾いてくれました。最後まで息ピッタリでした。



● A.Kさん リチャード・クレイダーマン 秋のささやき
 まだ始めて1年ちょいですが、大人の演奏でクレイダーマン。秋のささやき、いい曲ですよね。
 しかしものすごい速度で上達しているように思います。速いパッセージもよどみなく。この曲の素敵なところ、流れるところ、語るところ、みんな伝わっていました。あ、この曲弾いてみたいな、と思わせる演奏でした。



● N.Tさん 久石譲 Summer / 服部良一 蘇州夜曲
 今回初めて参加してくださいましたが、雰囲気ある人です本当に。上手いのはもちろん上手いのですが、やはりありきたりな言葉にはなってしまうけど、聴かせ方を知っている?
 弾き語りも相当慣れているのでしょう、自然で、まるで伴奏してもらって歌っているような感じ。声もまた素敵で、最後のWooo~はプロかよと思いました。
 そして弾いている姿がまた絵になるピアニストさんです。
 さらに、直接話してみると、本当に音楽を愛して音楽バカというかなんというか、音楽のことだけ考えてると幸せ~♪な感じの人です。素晴らしい仲間を見つけました。来てくれて本当にありがとう!!



● K.Sさん ベートーヴェン ソナタ月光3楽章
 ご本人はかなり出来にショックを受けておられたようですが、私はゾクゾクして聴いていました。
 とにかく大曲ですが、おどろおどろしいところ、スフォルツァンドで叩きつけるところ、心にバシッと来る演奏でした。細かいところは気にしても仕方ないのですが、目指すところがやはり厳しいところにあるのだろうと思います。私にとっては立派なブラボーです。




★☆★☆ 第2部 ☆★☆★



● N.Tさん親子連弾 ハチャトゥリアン 仮面舞踏会
 わかってはいましたが、やはりイケイケ親子でした。この曲ならイケイケになるしかないですが、この二人は本当にそれを素でいく二人です。聴いててトリプルアクセル連発決めまくるバリバリの真央ちゃんが頭の中で踊りまくってました。サイコーでした!



● R.Oさん ドビュッシー 夢
 ドビュッシーが似合う方ですね。なんとなーーーーーく、こう、ずーーーーーーっと同じような揺らぎの中を泳ぐような雰囲気を、ようく醸し出されていました。途中から少しcresかかるところも、ハデ過ぎず抑え目で、夢のまどろみの中にいるようでした。



● N.Tさん ドビュッシー 月の光、メンデルスゾーン 無言歌集より「Duetto」
 和装で聴くドビュッシーもオツなものですが、なによりメンデルスゾーンが素晴らしかった。なにか清い心が水の流れがあって、なにか光り輝くものを与えられるような、上から光がさしてくるような、神々しさを感じました。ブラボーです。



● M.Iさん親子連弾 チャイコフスキー くるみ割り人形 序曲
 有名な曲ですよね。本当に、速いテンポで人形が目の前で踊ったりコケたり落ちかかったり滑ったり。コミカルな様子が目に浮かぶような演奏でした。
 技術的にはものすごいことなのだろうと思いますが、それを感じさせず、純粋に音楽に引き込まれました。ブラボーです。



● R.Oさん・J.Iさん連弾 フォーレ ドリーの子守唄
 J.Iさんは初めてご参加いただきました。学生時代にピアノのサークルというのは私と共通点です。どんなサークルだったのか聞いてみたい気がします。
 さて子守唄といいますが、何度聞いても私の頭の中には舟がうかぶので、私の中では舟歌です。
 流れるようなメロディの受け渡しも素敵でした。次はぜひミャオもやってほしい。そしてソロもやってほしいです。



● K.Tさん ベートーヴェン ソナタ24番-1楽章
 私が大好きな曲を弾いて下さるだけでも嬉しくなってしまいました。この曲ほんとに好きなんですよね。いい曲です。しっかりと弾いてくださってありがとうございます。
 後期が始まるあたり以降のソナタは珠玉の宝石ですね。美しい。聴いていてなにかふっとひとつところに落ち着く。そして心地よい。澄んだそよ風に吹かれるような。ひととき田園風景の中にトリップさせていただきました。ブラボーです。



● T.Nくん ベートーヴェン エリーゼのために
 オクターブが届かない小さな手でよく頑張りましたね。弾きたいという熱意があれば、たいていのことはできるものです。歳くってから音楽始めたおじさんたちも同じだよ。これからも、自由に音楽を好きで続けていってほしいですね。



● N.Iちゃん アレグロ、モーツァルト キラキラ★、バッハ メヌエット2番
 バイオリン。始めて半年。小1。ほんとか??音ちゃんと取れてるし、それにメロディちゃんと流れてるし。
 これはなんでしょうね。私はビックリしてしまいました。才能でしょうか。もっとこの子のことを知ってみたくなりました。とにかく驚きです。これからが楽しみですね。



● Y.Oさん ベートーヴェン 6つのパガテルより抜粋
 ただただ、心の奥底の深い静けさの中で、自分の人生をなぞって、眺めているような、そしてそれを肯定して、ゆったりと穏やかな境地に座っている。
 彼はどうしてこんな演奏ができるんだろう若いのに。
 不思議です。昔から不思議でしたが、さらに不思議になりつつあります。
 一度ゆっくり音楽の話でもしてみたいです。





★☆★☆ 第3部 ☆★☆★




● M.Mさん ショパン 舟歌
 遠く岩手から来てくださいました。いつもありがとう。
 今回プログラム唯一のショパン。これだけの長い難曲に挑戦するだけでもすごいことですが・・・
 今回いろいろミスタッチを気にしていたようですが、彼女がなにをこの曲で表そうとしていたのかはわかりませんが、私が純粋に感じたのは、とにかく大きな流れやうねり、そしてゆったりと舟をこぐ時間が止まったような静けさ。そのダイナミックレンジの大きさがものすごかった。ああ、相変わらずスケールでかい音だけど、繊細なところが見え隠れするようになったと思います。また今回、今まで彼女の音からは聴いたことがなかった、不思議なしゅるしゅるっというような、滑るような音が出てきました。聴いていて思わずハッとした瞬間だったのですが、なにか新しい表現に挑戦しているのかなと思いました。素晴らしいですね。この歳でも音楽を好きで新しい試み。私も頑張ろうと思いました。



● H.Sちゃん 浜辺の歌
 途中止まりかかりましたが、ちゃんとリカバリ、弾ききりました。
 この歌、シンプルな旋律ですけど、こうしてぽろぽろ聴くとオツなものです。私は子供のころにオヤジが教えてくれた歌でした。ギロックもいいけど、こういう童謡をもっとやってもいいなあと思います。



● K.Sさん・K.Tさん連弾 ブラームス ハンガリー舞曲5番
 毎回連弾やってくださるお二人。超有名曲です。
 この曲は、弾いててきっと楽しいのだろうと思います。ひっそりしたかと思えばガツガツ激しく、変化に富んでいて面白い。スピード感あって、聴いててノッてしまいました。
 この先子供たちが必ずどこかで合奏やらでやる曲でしょう。こういう有名どころが奏でられるのは素晴らしいですね。



● Y.Nさん ドビュッシー アラベスク1番
 この曲の不思議世界、幾何学模様が飛び交う世界に案内されてふわふわ飛んだり坂を登ったり降りたりする様子が頭に浮かびます。とっても綺麗に弾いてくれたなあと、ここ一番の出来だったのではと思います。



● M.Oさん ラヴェル 道化師の朝の歌
 譜読みも指も超難しそうな、そして曲そのものを理解するのも難しそうな曲ですが・・・
 なんでこんな弾けるんでしょう。男前すぎます。
 私は聴いていて、この曲とてもヤバイという気持ちになりました。なにかヤバイものに追われてダッシュで逃げたり隠れたりしてるような気がします。うう、こわいよー、って気持ちになる、つまりこの曲を見事に表現されていたのではと思います。終わった後は言葉が出ませんでした。ブラボーです。



● H.Kちゃん、パパ連弾 ドイツ民謡 青空
 演奏中の体の揺らし方がパパとHちゃんとでシンクロしてるんですよね。そして終わった後はなんと、御姫様だっこ!それやるために衣装選んだな!!素晴らしい仲よし親子でした。



● Y.Mくん ブルグミュラー 清らかな小川
 ブルグミュラーの中で有名ならしいですが、知りませんでした。練習ちっともしないで本番迎えました。無理にやらして音楽好きになるわけもないのでいいんですが、この曲の持つ、水が流れるような、キラキラ感や緩急はとても心地よかった。いつの間に、とちょっと嬉しくなりました。
 下手でもいいから音楽を好きなまま、好きなように弾き続けていってほしいです。



● H.Nさん デビッドボウイ スターマン
 私は本当に洋楽を知らないのですが、きっと原曲は全然雰囲気違うのでしょうね。ウクレレで、全く違う自分の歌にして自分のモノにして、新しい世界を作っている。そしてそれがとてもいい感じにコミカル。いいセンスだなあと、脱毛です。あいや、脱帽です。



● H.Nさん、K.Tさん、Y.Tさん Blur Tender
 なんか、これはいいですねえ。
 アメリカの荒野を、60年代のぼろい車でラジカセ流しながら旅しているような、古き良き時代の、ちょっとくたびれた感じがカッコいい、そんなにおいがしました。
 カホンがかなりイケてました。



● A.KさんA.Kさん夫婦 FunkyMonkeyBabys ヒーロー
 この二人の舞台度胸と言うか、ノリの良さ自由さというか、すごいですね。
 その場が一気にカラオケ会場になってしまいました。持っていきかたが半端なく意表を突きます。
 歌詞の「最寄駅の改札の~」が、どうしても「守谷駅の改札の~」に聴こえてしまい、面白かったです。



● K.Mちゃん 風の谷のナウシカ
 私はほぼ同じ編曲のこの「鳥の人」を、20歳の時にピアノやるぞと決心して挑戦しまして挫折したことを思い出しました。ノーミスで弾けている彼女。やはりママの血でしょうか。弾いているときの姿勢も素晴らしく綺麗です。
 曲からは、なにか小さなはかないものを大切に愛おしく守るような、そんなしみじみした演奏でした。遠いところをいつも来てくれてありがとう。



● Y.Sちゃん グルリット 夕べの歌
 グルリットという作曲家を今回初めて知りました。
 これ、いい曲ですねえ。音楽として。なにか、少し暗い、夜の森の中にいるような、そんな情景がわきます。素敵な演奏でした。



● M.Iちゃん バッハ シンフォニア10番、スカルラッティ ソナタK27、メンデルスゾーン 無言歌集より 紡ぎ歌
 スカルラッティ、こんな素敵な曲だったんですねえ。目をつむって、この子が小学生であることも忘れて、曲のpureな世界に入っていけます。メンデルスゾーン、まあ楽しそうな、なんでしょうこれは。ミツバチがぶんぶん花畑を飛び回っているようですね。この情景の裏には、想像を絶する練習量があるに違いないわけですが、それを感じさせない、自然な軽快さと快活さ、そして楽しそうに弾く姿。素晴らしい子がいるものだなあと、嬉しくなってしまいました。ウルトラブラボーです。



● ユング夫婦連弾 ギロック 歩道のカフェテラス
 この曲は、パリのどこだかわかりませんが、歩道にあるカフェ通りを、仲よし二人の男女が手をつないで踊りながらいくと、周りも楽しくなってみんな一緒に踊りに入って行く、そんな曲です。
 そんな情景が伝わっていたらいいな、と思います。



● 瀧山晃弘さん スクリャービン 4つの小品Op.56-1、2つの詩曲Op.32ほか
 昔からスクリャービンがライフワークで、いろいろ聴いていたのですが、やはり、学生時代とも少し違う演奏になったような気がしました。あまりにレベルが高いので、所感を書くにもすごく頭使うのですが・・・
 以前は怪しいひたすら怪しい感じが前に立つ演奏だったように思うのですが、今回聴いた演奏は、少しそこを抑え気味にしているのか、あるいは他の神々しいところが前面に出てきているのか、なんというか、存在がより高いところにあるような気がしました。自分でも何言ってるのかよく分かりませんが(笑)激しいなら激しいで、より美しいそして理路整然とした激しさとでもいうのでしょうか。
 でも、この瀧山さんの、小さな、ひそやかな、この世界はやっぱり変わっていない。瀧山さんだなあと、懐かしく思う演奏でした。聴けて本当に幸せです。遠く北海道から、ありがとうございました。








そんなわけで、またいつものように、単に私の妄想の話でしかない、感想文にすらならない程度ですが、自分を棚上げ所感でした。



今年のピアノンノでは、多くの方から「ピアノの調子が非常にいいのではないか、単なる調律以上の調整などしたのか」という質問を何人かの参加者の方からいただきました。

このログハウスのピアノは、1週間前に私が試弾して、かなり狂ってるなあと思いました。そして前日に、遠く青梅からヒラタピアノサービスの平田さんに調律に来ていただいたものです。

私もいつも平田さんに調律していただいた後に思うのですが、「違うピアノになってる!」という感じでした。音の周波数だけでない、なにか魔法がかかっているような。押した力のぶんだけの音が、素直にストレートに出てくれる。なんて弾きやすいんだろう。そう感じました。アフターでも弾いていてその感触が楽しくてたまりませんでした。

調律、大切ですねえ本当に。平田さん、遠いところをありがとうございました。







また来年も、こんな楽しい所感を書けますように。いつでも、その年のピアノンノがもしかしたら最後かもしれないと思いながら、大切にしていきたいと思います。







今回、遠くから足を運んでくださった、瀧山さん(北海道)、Mさん親子(岩手)、Oさん(福島)、Kさんご一家(横浜)、Fくん(東京)、T.Aさん(東京)、C.Gさんご一家(岡山)さん、遠いところ本当に、ありがとうございました。涙がちょちょぎれます。


プログラムの人物紹介文を寄稿くださった皆様、ありがとうございました。おかげさまで楽しいプログラムになったと思います。


プログラムの挿絵とキャンバスの絵を描いてくださった、岡山のC.Gくん、そして岩手のM.Mさん。本当に二人とも素晴らしい才能です。私には描けない・・・いつもありがとう。


また写真を撮ってくださっていた、H.Nさん、I.Kさん、N.Tさん。ありがとうございました。


そして、素晴らしい長文の所感を寄せてくださった福島のOさん。本当に、ありがとうございました。これは大変な作業だったと思います。ビデオも送ってないのに、本番の瞬間聴いていた音を感じてあの文章を起こすというのは、どれほどにか真剣に耳を澄ませて音楽を感じておられたのだなあと、これは本当に感動しました。



弾いてくださった皆様、拍手をくださった聴衆の皆様、騒いで盛り上げてくれた子供たち。そして、素敵なピアノ、あたたかいログハウス、夏の日差したち。

あの場にあった全てに、感謝します。ありがとう。奇跡のひとときでした。







また来年、あの素敵なホールでお会いできますように。